職場の3Kといえば、
- きつい
- 汚い
- 危険
ですが、年寄の3Kは、
- 怖い
- 汚い
- 臭い
だと思います。
オジサンとか、オバサンなどはそれですよね。
若いというのはそれだけで価値があるなと思います。つまり若者の3Kは、
- かわいい、かっこいい
- きれい
- 香りが良い
例えば赤ちゃんはノナナールによる良い香りがします。
近くにいるだけでも気分が良くなるから、近くにいてほしい。
逆に加齢臭の原因はノネナールだそうです。
一般的な人は、わざわざ怖い汚い臭いものを身近にほしいと思わないのです。
そのようなわけで、40歳を超える再就職は、潜在的かつ感覚的な部分で難しいとは思います。
なんとかするのであれば、「怖い汚い臭い」の3Kを何とかする必要があります。
いかつい顔や無精髭、どすの利いた野太い声。あるいは消え入るような元気のない声。
ヨレヨレの服や、かかとを踏んで年季の入った靴。
きつい体臭やきつい香水。
派手なアクセサリー。
「今までこれでやってきたし、これが自分だ。ありのままを見ろ!」
といって、輝かしい経歴や実績を披露したとて、印象が最悪なので採用できないというのが企業人事の立場。
そのようなことを自分だけが思っているかといえばそうでもなくて、
坂本貴志著 ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う
を読むと、年を取れば取るほど、「他者に貢献する仕事をしたい」つまり、「人に必要とされたい」と思うようになり、若いうちはそんな事を考えないというデータがあります(p.125)。
つまり、年を取れば取るほど人から必要とされなくなり、若いうちはそんな事を気にする必要がないぐらい、人から必要とされているということであると考えられます。
実際私の身近には、年を取ってからボランティアや社会貢献活動などにいそしむ人が多くいて、その人たちは、「もっと必要としてほしい」という欲求を口にします。
逆に言えば、せっかく若いのだから、その価値を存分に生かしたほうがいいんですよ。変に大人ぶったり、反社会的になるよりも、若いだけで必要とされるのだから。
そんなことを数十年前の自分の写真を見つけて思ったわけです。
もっとも、その頃の私はそんな事を考えていなかったのも事実なのですが。
追記
こういったことは、漫談家の綾小路きみまろさんがよくネタにしていたんですけれどね。
「中高年のみなさま」「あれから40年」が有名ですね。
そんな感じで笑い話の一つとして考えてもらえればと思います。