先日飲み会に参加したときに、ご老人から車の運転をしない理由を伺いました。
「判断が遅れるんだよ」
「細かい操作ができなくてね」
「集中できないんだ」
「だから、ゆっくりしたスピードで走らなければならない」
話を伺いながら、自分が病気で寝たきりになったことを思い出し、そのときの経験から、体力が衰えたら誰でもあるんじゃないかな?と考えていました。
上記の原因を考えると、以下のようになります。
No. | 事象: 判断が遅れる | 事象: 集中できない | 事象: 細かい操作ができない | 原因 | 詳細 | 原因: 衰え | 原因: 経験知識 | 原因: 防御 |
1 | ○ | 過去の失敗の経験 | 過去の失敗を繰り返さないように防ぐ | ○ | ○ | |||
2 | ○ | ○ | 経験知識の増加によって選択時間が伸びる | 選択肢が多すぎることによって、優先判断の順列がつかない | ○ | |||
3 | ○ | ○ | 骨などの体組織の衰え | けがをしないよう、体を防ぐように行動する | ○ | ○ | ||
4 | ○ | ○ | 視覚聴力など感覚器の衰え | 起きている現象を把握するために、感覚を増幅して処理する必要がある | ○ | |||
5 | ○ | 筋力の衰え | 筋肉量が減少するため、必要な動作のために、脳が大きな動作指令を出す必要がある | ○ |
病気で高熱が出て、自分で車に乗って病院に行くときなどは、2と4に注意する必要があります。
けがをして病院に行くときは、3に注意する。
年齢を重ねると、上記内容が同時に襲ってくると考えられます。確かに車の運転が不安になるのも納得できます。
ローレン・B・ベルガー、ジム・マコーミック 著、佐々木寛子 訳
マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識
には、リスク指数(RQ)が登場します(p.212)。
Wikipediaなど日本語のネットを調べても、直接的にこの内容は出てきませんでした。まだ一般的ではないようです。
以下の各項目について、1(非常にリスクを避ける傾向にある)から、10(非常にリスクを取る傾向にある)の10段階で自己評価を付けていきます。
- 物理的リスク
- ロードバイク、ラフティング、ロッククライミング、スカイダイビングなど、けがのリスクのあるアクティビティを行うか。
- キャリアのリスク
- 転職、担当範囲の拡張、昇進など、仕事関連のリスクを取るか。
- 財務リスク
- 投資、金銭の貸借などのリスクを許容するか。
- 社会的リスク
- 恥をかくリスクがあっても、面識のない人に自分から話しかけたり、よく知らない集まりに参加したりするか。
- 知識面のリスク
- 異分野の勉強をする、自分の信念に反するような情報を摂取する、難しい本を読むなど知的なチャレンジをする。
- クリエイティブなリスク
- 絵画やイラストを描く、文章を執筆してみる、型破りなデザインを選択するなど。
- 関係性のリスク
- 新しい人間関係を築く、成り行きが予測できない相手と過ごす、関係を持つなど、対人的なリスクへの積極性。
- 感情的リスク
- 感情が表に出ることを厭わないか。
- スピリチュアルなリスク
- 実証できない概念や、よく理解できないものを信じたいと思うか。
私自身の現在のRQを自己採点すると、以下のようになります。
リスクNo. | リスク | 自己採点 |
1 | 物理的リスク | 9 |
2 | キャリアのリスク | 10 |
3 | 財務リスク | 7 |
4 | 社会的リスク | 9 |
5 | 知識面のリスク | 10 |
6 | クリエイティブなリスク | 10 |
7 | 関係性のリスク | 9 |
8 | 感情的リスク | 5 |
9 | スピリチュアルなリスク | 2 |
平均 | 7.8 |
文献によると、母集団がどのような素性か不明なのだけれど、
- 全体の平均値:6.5
- 男性の平均値:6.7
- 女性の平均値:6.3
とのことです。私は現在有意にRQが高いと言えるでしょう。
防御に入ってはいないと言えるのではないでしょうか。
現在のところ、体の不調はあるものの、精神的には若いのだろうとは思います。
とはいえ、いつけがをするか、病気をするかはわからないので、慎重かつ大胆に行動していく必要があるなと考えています。
精神と肉体が衰えないように常に新しい刺激を与え続ける必要があるなとも。