なかなか始められない仕事がある
「そんなモノあったっけ?」
製造現場でたまに使う特殊工具が見つからず、新しく発注するのでは、30秒で見つかるように片付けられているのに比べ、約1万倍の時間コストがかかります。
これでは当然、
- やる気をなくす
- 始められない
- 作業時間が読めない
- 日程が立てられない
ということが起こります。
5S
日本語で簡単にイメージできる5Sの各項目ですが、実際に行うことは難しいのが実際です。
まずは、整理、整頓、清掃の3Sを始める必要があります。
整理(Seiri)
必要なものと不要なものを区別して、不要なものを捨てる
整頓(Seiton)
必要なものを決められた場所に置いておく
清掃(Seisou)
職場を掃除してきれいな状態に保つ
清潔(Seiketsu)
「整理」、「整頓」、「清掃」を徹底する
躾(Shituke)
決められたルールを実行できるように習慣づける
5Sの「整頓」を具体的に示します。
定位
定められた場所に部材・治具・工具などのモノを置くこと
定量
置くモノは一定の数量を保つようにする
定品
定められたモノを正しい場所に置くこと
3定
「一目でわかる」
道具だけではありません
上と下、どちらから書類を探していますか?
これは道具だけでなく、書類、コンピュータのファイル、データ、作業すべてに当てはまります。
5S3定を実施することにより、作業効率が1万倍上がるのにやらないのは、
- やり方がわからない
- 効果がわからない
- どこから手を付けたらいいかわからない
などの課題があります。
DXを行う前に、「モノと情報の整理整頓」を行う必要があります。そこから、デジタル化をするための「データ化」を行わないと、デジタル化が進みません。
豊富な開発現場での経験をもとに、道具・書類・ファイル・データの整理整頓を行い、これにより現状の10~1000倍の業務効率化を達成します。
こののち、統計解析手法を用いて、さらなる業務効率化を目指します。